就職支援・活動

先輩メッセージ

Marianna Angels Story

(先輩ナースからのメッセージ)

 

ナースサポートセンターでは Marianna Angels ~聖マリアンナで働く看護師 ~  Story~ひとりひとりの経験の語~を、後輩へのメッセージとして伝えております。これから不定期ではありますが、Marianna Angels のStoryを紹介していきますのでぜひご覧下さいませ。

Marianna Angels Story12

話しかけやすい雰囲気の先輩が多く、学びがあります。

 2019年入職
 勤務地:聖マリアンナ医科大学病院
 リウマチ・膠原病・アレルギー内科病棟
 卒業校:東京純心大学


私が勤務している病棟は、原因不明の疾患など病態が難しい疾患の患者様が主で、患者様自信も病態が分からなく不安に思っていることもあります。疾患の特徴上、長期入院している患者さまが多く、生活背景、精神面、治療と総合的に情報を収集をしています。勉強が大変ですが深くゆっくり関われるので、とてもやりがいを感じています。
「ここまで病気がよくなって良かった」とシンプルな患者様の言葉が嬉しく感じます。
病棟全体が優しい、話しかけやすい雰囲気を作ってくれるので人間関係で緊張することはないです。相談もしやすくコミュニケーションスキルも学ぶことができます。

後輩の皆さまへ 

 基本の勉強と技術を学び、国家試験の勉強も頑張って下さい。困った時は学校の先生に相談するのもいいと思います。体調管理に気を付けて頑張って下さいね。

Marianna Angels Story11

早期介入が回復のカギ

 2010年入職
 勤務地:聖マリアンナ医科大学病院 脳神経外科病棟 主任
 出身地:鹿児島県
 脳卒中看護認定看護師 








脳神経内科、脳神経外科に勤務し2017年7月に脳卒中看護認定看護師の資格を得ました。対象の患者さんは、早期介入により回復が変化するため、早めのアプローチが必要です。 そのことを後輩に指導していくのが、今の自分の役割と思っています。 当院は学べるメリットがあり、様々な急性期疾患の看護を経験できます。成長できる環境があり、またそれを支えるシステムがあります。ぜひ一度当院へ見学にきてください。

Marianna Angels Story10

身の周りの援助からアセスメント

 2019年入職
 勤務地:聖マリアンナ医科大学病院 整形外科病棟
 出身地:東京都
 卒業校:東京純心大学




整形外科は術後の看護、身体可動の制限により身の回りの援助は大切な看護のひとつです。回復期の看護ができ良くなって退院する患者様がいることは嬉しいです。患者様はお年寄りが多く、主に股関節、膝の疾患で認知力が落ちている方もいるので、脱臼肢位にならないよう車椅子移乗に気を付けたり、免荷をかけないよう気をつけています。病棟の雰囲気は明るく、チームワーク良く働いています。

後輩の皆さまへ 

国家試験の勉強が大変だと思いますが、実習の領域の勉強と国家試験の領域を一緒に勉強すると効率的にできると思います。(整形外科の実習の場合は、運動器官の勉強など・・)

Marianna Angels Story9

患者さん、ご家族の言葉や笑顔に励まされて頑張っています

2017年入職 
勤務地:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 
    救命救急センター
出身地:神奈川県

学校の先生方に就職相談をした時に、新人教育体制が整備されていると勧められ当院のことを調べたのがきっかけです。
インターンシップに参加し実習でもお世話になり、看護部・病棟看護師の方々が私達学生に対してとても温かく、スタッフ同士のアットホームな雰囲気を見て「ここで働きたいな」と感じました。また急性期看護に興味があり、当院が第3次救急指定病院であったことも入職を決めた理由です。

入職してからの出来事

救命救急センターに配属になりました。毎日異なる診療科の患者さんが入院され、たくさんの知識と技術の習得が必要とされ、毎日が勉強で苦労していますが、先輩の手厚いサポートもあり頑張っています。患者さんが元気になり、救命センターから一般病棟に移る時に笑顔になっている姿を見たり、ご家族から「あなたのおかげ」「あなたがいてくれて良かった」というお言葉を頂いた時、頑張って良かった!と思います。

後輩の皆さまへ 就職に対するアドバイス

私が病院選びで重視した点は、看護師として技術や知識の習得のための教育体制が充実していることです。そして自分が学びたい、やりたい看護が快適にできる環境にあるかは大切ではないかと考えます。病院の規模、病棟の雰囲気、診療科は自分に合っているか、キャリアアップの体制は整っているかなど、就職をイメージしながら考えていくことが大切だと思います。
ぜひ一度、西部病院の看護を見に来て下さい!

Marianna Angels Story8

声なき「ありがとう」との出会い

Marianna Angels Story8

2015年入職 
勤務地:聖マリアンナ医科大学病院 耳鼻咽喉科病棟
出身地:青森県
卒業校:八戸学院短期大学

看護の原動力となった出来事

私が勤務している病棟は、主に頭頚部領域のがんの手術・化学療法・放射線治療を行う患者さんが多く、気管切開や声帯摘出により声がでない、失声してしまう患者さんがいることが特徴です。
まだ新人だった頃、日々の業務や勉強に追われて看護師を続けられるかどうか不安ばかりの時期がありました。そのような時期に私を救ってくれたのは、声を出せない患者さんからの「ありがとう」でした。その患者さんは頭頚部膿瘍の手術と気管切開をしていて、入院からずっと髪を洗えてない状態でした。私は患者さんの洗髪をして差し上げたのですが、その直後に手持ちのホワイトボードに大きな文字で「ありがとう」と書いて下さいました。患者さんの表情も洗髪前よりずっと明るく、すっきとし、とても良い笑顔でした。
あの時の「ありがとう」と笑顔は今でも深く心に残っています。もしかしたら、この患者さんとの出会いで私は今も看護師を続けられているのかもしれません。これからも患者さんに寄り添った看護を行っていきたいと思います。

後輩の皆さまへ リフレッシュは大切!

休日は同じ寮の同期と遊んだり、趣味のキックボクシングをして楽しく過ごしています。ただ家にいると、ゴロゴロ寝てしまうので外に出て体を動かすようにしています。身体をうごかしたり、笑ったりすることで仕事も頑張れるようになると思います。

Marianna Angels Story7

食べることは、生きること。毎日の食事が楽しくなるように見守りたい。 


2013年入職 
勤務地:川崎市立多摩病院 消化器外科病棟
出身地:神奈川県

心に残った看護

胃切除術後の患者さんを担当した時のことです。退院が近づいて、食事ができるようになった患者さんが「食事がなかなか入ってこない」と言って、あまり食が進まない様子でした。どの様な食べ方をしているのか確認してみると、その患者さんは汁物から食べて、あまり時間をかけずに食事をすませているようでした。私は以前に、胃切除術後の患者さんを看護したことを元に、どのくらい時間をかけ、食べる順番、ゆっくりよく噛むなど具体的な食事の摂り方をお伝えしました。患者さんは「いいことを聞いた。次からやってみるよ」と次からの食事を楽しみしていました。そして無事に食事を終えられた患者さんは、「おかげ様で久しぶりに残さず食べられたよ。自宅に帰ってからもやってみます。本当にありがとう!」と笑顔で言って下さり、私も嬉しくなりました。
食べることは、生きることであり、大切な楽しみのひとつ。これかも患者さんが楽しく食事ができるような看護を続けていきたいと思います。

後輩の皆さまへ

最近、猫を飼い始めました。仕事で疲れて帰ってきても部屋で待っていてくれる愛猫から癒しを貰い、充実した毎日を送れています。看護師はやりがいがある仕事ですが、仕事以外の時間も大切にできるようにすることが長く働き続けられる秘訣だと思います。

Marianna Angels Story 6

目指すべき看護師の姿を、患者さんとのふれあいから学びました


2012年入職 
勤務地:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
    消化器・一般外科病棟
出身地:神奈川県

強く心に残ったこと

患者さんの思いを大切にできる看護師になりたい。そう思い当院へ就職しました。しかし入職してからは覚えることばかり、業務に追われる日々でした。
そんなある日、イレウスで緊急入院をした患者さんを担当しました。腹痛と嘔吐を繰り返す患者さんに私は何もすることができず、症状に対処するだけで必死でした。すると先輩から「あの患者さん、病室でひとりきりで苦しくて辛かったのでは?そばにいるだけで安心できたと思うよ。」とアドバイスして下さいました。その言葉で看護の技術だけでなく、患者さんに寄り添うことも大切な看護なのだと実感し、改めて私が目指す看護に気づくことができました。それからはどんな時も患者さんの思いを尊重して関わるようにしています。
「あなただから話ができた。」「話しをして心が楽になったわ。ありがとう。」患者さんから頂く言葉が日々の看護の原動力になっています。

Marianna Angels Story5

職員みんなの顔がわかる病院、チームワークの良さが良質な医療につながる

Marianna Angels Story8

1992年入職 師長 伊藤 優子
勤務地:川崎市立多摩病院 整形外科病棟
がん性疼痛看護認定看護師
出身地:神奈川県

患者様が持っている力を発揮させる看護

 旧東横病院に入職しがん看護に興味を持ち、2001年にがん性疼痛看護認定看護師になりました。
私は「患者様の持っている力を発揮させ、より良い人生を選択して過ごせるように看護する」ことを大切にしています。
師長になった今は先を見通したケアが提供できるようにチーム作りすることを意識しています。

多摩病院は職員みんなの顔がわかる病院

川崎市立多摩病院は2008年に開院しました。私は旧東横病院の閉鎖と多摩病院の開院という稀有な経験ができました。多摩病院開設時には、良い病院にしようと皆で一丸となり頑張りました。
当院の良いところは中規模病院ならではの職員みんなの顔が分かること、自分の存在を知って貰えることで役割意識も生じ良質なチーム医療を行えることです。
また総合病院なので様々な診療科も経験できます。

後輩の皆様へ

学生時代の勉強は基礎中の基礎ですが、これからはそこに現場での学びが蓄積されていきます。今の学習を大切にして下さい。看護師は一生働ける仕事です。誇りを持って看護ができる看護師になって下さい。皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

Marianna Angels Story 4

資格支援制度を活用し専門看護師へ 先進医療を支える看護を提供していきたい

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2012年入職 副師長・臨床教員 津田 泰伸
勤務地:聖マリアンナ医科大学病院  救命救急センター
急性・重症患者看護専門看護師
出身地:神奈川県

聖マリアンナへの就職のきっかけ

看護大学卒業後、総合病院で4年間勤務、大学看護学部の教員を経て、大学院に進学しました。看護を深めるために、もっと現場経験を持ちたいと考えていた時に知人の勧めと地元ということもあり当院に就職しました。

就職してからの出来事

ハートセンターに配属になり、同じように既卒で入職した先輩がサポートして下さいました。業務の進め方、与薬の仕方、略語など前院とは些細な違いがあり、慣れるまでは慎重に確認するようにしました。働いていく中で、当院は看護に対して真摯に向き合っている看護師が多いと感じました。教員や研究をした経験を活かしながら、この病院の看護ケアを向上させていくには自分に何ができるか? を考えさらに専門性の高い卓越した看護を習得しようと思い、専門看護師を目指しました。入職して1年後には聖マリアンナの資格支援制度を活用し、勤務をしながら大学院に通い2014年12月には急性・重症看護専門看護師の資格を取得しました。勤務後にゼミの準備をするなど体力的にきついこともありましたが、勤務調整などのサポートなど周りのスタッフの応援や、これから看護師としてスペシャリティを持ち貢献していくことを目標にすることで頑張ることができました。

後輩の皆様へ

聖マリアンナ医科大学病院は高度先進医療だけでなく、川崎市北部の基幹病院にあたります。スタンダード プラス より質の高い看護実践ができるよう、就職後の現任教育が整備されています。資格支援制度もあるので専門性を高めることもできます。特に急性期看護を実践したい方、私も専門看護師として皆様の成長をサポートしていきたいと思っています。ぜひ一度見学に来てください。

最後に現在の活動と目標

専門看護師・病棟主任として患者さんの受け持ちモデルとなり、難渋している患者さんを受け持つスタッフへは、問題の糸口を一緒に考えサポートしています。また院内で重症化しそうな患者さんを早期発見できるように、クリティカルケアラウンドも行っています。目標は高度先進医療を支える質の高い看護の推進であり、より専門性・質の高い看護を提供できるよう教育支援を行うことと、看護に誇りを持てる看護チームを育成することです。私は患者さんの回復力を信じています。必要な治療とケアを見極めながら、患者さん・ご家族自身の力を活かし、QOLの向上に繋がるよう看護を提供していきたいです。

Marianna Angels Story3

病院と看護が好きで仕事を辞めたいと思ったことはないです

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2012年卒業
勤務地:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター
出身地:神奈川県

就職に対する思い

4年間幼稚園教諭をしていましたが、病気のこどもも看られるようになりたいと思い看護学校に入学しました。当初は小児科希望でしたが、実習で老年期の患者さんと関わるようになり、今の日本を作ってくれたのはこの方々のお陰で何か恩返しがしたいと思うようになりました。その後西部病院のインターンシップに参加し、職種を超えたスタッフ間のコミュニケーションを間近に見て、この病院に就職を決めました。

入職当時は全てが分からず、いつもメモを片手に頑張りました。チューターの先輩をはじめ緒先輩方の声かけと細やかなケアで今の自分があると思っています。聖マリアンナが好きで仕事を辞めたいと思ったことは一度もないです。

看護で大切にしていること、目標

患者さんとはひとりの人間として関わっています。患者さんは年上の方が多く誠実に尊重して接することが大切だと思っています。「やってあげている」と上に立った看護はしたくないです。経験年数を重ね外来の勤務や救命センターのリーダーを任されることもあり、まだまだ勉強の日々です。役割も増えているので一つひとつの課題をこなしていくことが目標です。

後輩のみなさまへ

勉強ばかりでしんどいと思いますが、就職すると患者さんとの関わりがあり楽しくなります。今、一緒に勉強している仲間はこれからも支えあう仲間になるので大切にしてください。ぜひ一緒に働きましょう。

Marianna Angels Story2

聖マリアンナは新人だけでなく病棟全体で看護師を支え合う風土があります

Marianna Angels Story7

2103年卒
勤務地:聖マリアンナ医科大学病院 消化器外科病棟勤務
出身地:神奈川県

学生時代の思い出

3年生の時、外科病棟の実習で状況の重い患者さんを受け持ち、技術だけでなくコミュニケーションの大切さを学んだことです。

入職後の出来事

2年目になり、できる看護が増えて今とても楽しいです。食道術後の患者さんも受け持っています。新人の時に辛い時期はありましたが、プリセプターの先輩や同期に支えて頂き乗り切りました。プリセプター制度は充実していますが、フォローしている人のフォローというように、病棟全体で支え合う明るい病棟です。

看護で大切にしていること、目標

日々の患者さんの看護で、こちらが一方的に判断するのではなく、本人家族の意思を必ず確認することです。受け持ちチームではない患者さんにも挨拶は欠かさないようにして、患者さんを尊重するようにしています。目標は3大消化器外科オペの食道、肝臓切除、PD(膵頭十二指腸切除術)の術後看護が一人前になることです。

後輩の皆様へ

やったことは必ず結果がでるので頑張ってください。ぜひ消化器外科に来て下さい。一緒に働きましょう!

Marianna Angels Story 1

助産師の力を発揮できる助産外来はとてもやりがいがあります!

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2009年卒業
勤務地:聖マリアンナ医科大学病院 総合周産期母子医療センター
助産師
出身地:神奈川県

当院を選んだ理由

赤ちゃんが好きで助産師を志しました。学生時代、看護学と助産学両方の実習を当院で行ったので慣れているところが良いと思い就職しました。また助産師のエキスパートになるには正常と異常の経過を経験したほうが良いと思っており、ちょうど総合周産期母子医療センターがオープン年であったのも大きな選択理由のひとつです。

助産師としての大切にしていること

入職当初はとにかく自然な流れのお産が良いと思っていました。しかし経験を重ねるにつれ、お母さんが思っているお産と自分が良いと思っているお産が同じでないことを感じ、また当院の役割であるハイリスクなお産を看るということから「安全面を重視しその中でお母さんのニーズを満たすこと」が大切ではないかと考えるようになりました。お母さんは妊娠期にバースプランでイメージ付けをしています。できるだけイメージに沿えるよう、お母さんのニーズに合わせられるように日々努力しています。そしてお母さんになれたこと、きちんとお産できたことを肯定的にとらえて頂けるような関わりを心がけています。

助産外来をスタートさせて

2014年4月より助産外来推進チームの7名を中心に4年目以上の助産師で担当しています。妊娠初期から関われることで妊婦さんから安心すると評価を頂いております。助産外来を行っていることで保健指導能力が高まったと感じ、助産師としての幅が広がったのではと思っています。助産外来は手ごたえがあり、とてもやりがいを感じています。

後輩の皆さまへ

助産師として、ぜひ一緒に働きましょう!